カバンの中身減量計画(3)

今日はiPad Pro の不便なところを再整理してみる。
これらを一つ一つ解決できれば、無事MacBookの持ち歩きから解放されることになるはず。

1)マウスが使えない
2)職場のネットにVPN接続できない
3)Pythonでのプログラミング環境がない
4)TeXの環境がない
5)ファイル操作がやっぱりわかりにくい

ということでまずは「1)マウスが使えない」から。

正確にいうと、普段からマウスでなくトラックボールを使っているので、トラックボールを使いたい、ということ。
ちょっとしらべたところ、普段から使っているトラックボールlogicool MX ERGO)をbluetooth接続すれば使えるらしい。

やってみたところ、やっぱり便利!iPadでの作業性が大幅にアップすることは確実に思える。
ただ一つ、気に入らないのはホイールをつかった場合のスクロールの方向が、普段自分がつかっているのとは逆ということ。
いろいろ調べてみたが、タッチパネルのスクロールとも関係があるようで回避する方法はなさそう。この点は我慢することに。

2)はちょっと面倒そうなので、3)について検討。
iPadPythonを使いたい、というニーズは結構あるようで、調べたところ以下の2択。
・Juno Connect
・Pysonista3
Junoの方は外部のサーバに接続して、jupyter notebook環境がつかえるようになる、といった感じ。無料でも使えるが、その場合はノートブックの保存ができない。有料プランであれば、ネット環境さえあればそこそこ使えそうな印象。
一方、Pythonista3は基本有料で、ネット環境によらずiPadの閉じた環境でPythonをかなり本格的に動かせそう。ということで、有料ではあるがこちらを導入することに決定した。
*使い勝手などは別途どこかでまとめるつもり。

つづいて4)のTeX環境について。
こちらもそのまま動かすのは辛そうだけれど、エディタをつかってTeXソースをかくのはどうにでもなる。コンパイルの部分だけだけれど、当面は「Cloud LaTeX」 というWebサービスを使うことにした。
あくまで外出中の対応ということで、仮にネット環境がない場合にはエディタでソースコードのみを書いておいて、帰宅後にコンパイルでも構わない、というスタンス。
*エディタについては別途レポートする。

3回目の結論:iPadでは不便と思っていたことのうち、マウス(トラックボール)、PythonTeXについては解決。残るはVPNとファイル操作。